コーキングガンとは

コーキングガンとは、コーキング材やシーリング材をチューブから押し出すための工具です。内装工事やリフォームの現場では、壁と床の取り合い部分や、枠まわり、設備まわりのすき間を埋める作業でほぼ必ず使用されます。
コーキング材はそのまま使うことも可能ではあるのですが、手で材料を出そうとしてもとんでもない力が必要だったり、量が安定せず、はみ出したり足りなかったりしますが、コーキングガンを使うことで一定の力で材料を出せるため、目地の幅を揃えやすくなります。その結果、見た目もきれいで、後からの手直しも少なくなります。
なぜコーキングガンを使うのか
コーキング材は建物のすき間を埋め、水や空気、ホコリの侵入を防ぐ役割を持っています。そのため、充填量が少なすぎると隙間が残り、多すぎると見た目が悪くなります。
コーキングガンを使うことで、ノズル先端から材料をコントロールしながら出せるため、狭い場所や角部分でも作業がしやすいのが特徴です。また、コーキング材は先がとがった大きな歯磨き粉のチューブのような容器に入っていて、一見歯磨き粉のように簡単に出ると思われがちですが、意外と硬いです。冬場など寒い時期はなおさらで、水回り全てを素手でコーキングするなんてとてもではありませんが無理だと私個人は思います。出来たとしても時間がかかりすぎますので職人は絶対にコーキングガンを使っていると思います。
部屋の壁の角のクロスにコーキングする場合など、比較的長い距離にコーキングを打つ場合もコーキングガンを使わないとまず一定にきれいにコーキングを出すということは困難ですから、必ず使用します。
コーキングガンの構造と使い方
コーキングガンは、チューブを固定するフレームと、材料を押し出すためのロッド、引き金(トリガー)で構成されています。チューブをセットし、引き金を引くとロッドが前に進み、中の材料がノズルから出てきます。
使う際は、チューブ先端を目地の幅に合わせてカットし、一定のスピードでガンを動かしながら材料を出すのが基本です。最後にヘラで押さえることで、表面が整い仕上がりが良くなります。
ご自分で、水回りのコーキングが切れた部分を直そうとされる方も多いと思います。プロの仕上がりになるかどうかは別として、コーキングを打つだけでしたらコーキングガンを使えば十分DIYで出来ます。最初は見た目をきれいに仕上げるのは難しいかもしれませんが、慣れれば誰でもある程度きれいに仕上げられると思います。
手動式と電動式の違い
一般的な内装工事では手動式のコーキングガンが多く使われます。軽くて扱いやすく、細かい作業に向いています。一方、材料が硬い場合や長い距離を一気に施工する場合には、電動式やバッテリー式が使われることもあります。
現場の規模や施工量によって使い分けるのが一般的です。私は微調整しやすいこともあり、手動式を使っています。内装業の人で電動式を使用している人はあまり見かけませんが、外回りの工事をされる業者さんは持っていらっしゃる方もいます。

