ジョイント定規とは?
ジョイント定規は、壁紙(クロス)や床材のつなぎ目をまっすぐきれいに切るために使う、内装用の定規です。特にクロス施工では「ジョイントカット」の場面で使われることが多く、つなぎ目部分に当ててカッターを走らせるためのガイドとして使われます。実際に内装工具として販売されている製品でも、壁用のジョイント定規や床用のジョイント定規が分かれて用意されています。
どんな場面で使うのか
ジョイント定規が活躍するのは、クロスの重ね切りや、床材のつなぎ目を整えるような場面です。たとえば壁紙の柄合わせ後にジョイント部分をカットしたいとき、定規なしで切るとラインがぶれやすくなります。ジョイント定規を使うことで、切る位置を安定させやすくなり、仕上がりを整えやすくなります。床用ではクッションフロアやカーペットの施工にも使われる製品があり、壁用とはサイズや形状が少し異なります。
普通の定規との違い
一見するとただの定規に見えますが、ジョイント定規は内装作業向けに工夫された形になっています。たとえばシンワ測定の壁用モデルでは、透明なポリカーボネート樹脂でジョイント部が見やすく、ガイド面にステンレス細板が付いています。さらに、滑らせやすさと固定しやすさを両立する構造も採用されています。つまり、測るための定規というより、切るためのガイドに近い道具です。
ジョイント定規の種類
ジョイント定規には、壁用と床用があります。シンワ測定の製品一覧では、壁用は20cm、30cm、45cm、床用は60cmと1mのラインアップが掲載されています。床用は長さがあるぶん、広い面を安定して切りやすく、カッター面に刃が食い込みにくいようガイド面にステンレス鋼が貼られています。用途によって向く長さや形が変わるので、どこを切るのかに合わせて選ぶことが大切です。
使うときのポイント
ジョイント定規は、ただ当てるだけでなく、しっかり押さえてずれないように使うことが大切です。壁用の製品では、押さえることで滑り止めがクロスに密着するタイプもあり、動きを抑えながらカットしやすくなっています。定規がずれると切り口も乱れやすいので、ジョイント定規は「まっすぐ切るための補助具」というより、仕上がりを安定させるための専用工具と考えるとわかりやすいです。
ジョイント定規を知ると内装工具の意味がわかりやすくなります
内装の現場では、見た目は似ていても用途が細かく分かれた道具がたくさんあります。ジョイント定規もそのひとつで、普通の直尺やカッター定規とは少し役割が違います。クロスや床材のつなぎ目をきれいに納めるための道具だとわかると、工具店や通販で見かけたときにも選びやすくなります。細かな仕上がりを左右する、地味でも大事な現場道具です。