バリとは
バリとは、金属や樹脂、木材などを切断・穴あけ・加工した際に、加工部分の端や周囲に残ってしまう不要な突起やささくれ状の部分を指す用語です。正式な部材の形状ではなく、加工工程の副産物的な物として発生するため、そのまま放置されることは好ましくありません。内装工事で何かしらにバリが残っていると、後々触った人がけがをする恐れがあるので、しっかりバリをとることがとても大切です。
現場では「バリが出ている」「ここバリ取っておいて」など、非常に日常的に使われる言葉で、仕上がりや安全性に直結する重要なポイントとして扱われます。
バリが発生する原因
バリは、主に切断や穴あけ、研磨などの加工時に発生します。金属を切断した際、刃物が通過した出口側に材料が押し出されることで、薄く鋭い突起が生じます。また、ドリルで穴を開けた場合も、貫通部分の裏側にバリが残りやすくなります。
木材や樹脂の場合でも、切断面が荒れて繊維や素材がめくれ上がり、バリとして残ることがあります。素材や加工方法によって形状や硬さは異なりますが、いずれも不要な部分である点は共通しています。
バリを残すと起こる問題
バリを残したままにしておくと、さまざまな不具合の原因になります。最も分かりやすいのは冒頭でも記載しましたが、ケガのリスクです。特に金属のバリは鋭利なため、手や指を切ってしまう危険があります。小さいけがで済むことが多いですが、自分も何度もケガしたことがあります。
また、部材同士の納まりが悪くなったり、組み付け時に干渉したりする原因にもなります。内装工事や設備工事では、見えない部分であってもバリが原因で部材が浮いたり、異音が出たりすることもあり、しっかりバリをとっておかないと、施工品質が悪くなってしまいます。
バリ取りとは
バリ取りとは、加工後に発生したバリを取り除く作業のことを指します。ヤスリ、サンドペーパー、卓上グラインダー、ディスクグラインダーなど、素材やバリの大きさに応じた工具が使用されます。
軽いバリであれば手作業で簡単に処理できますが、放置せずに一手間加えることで、安全性と仕上がりが大きく向上します。そのため、バリ取りは「仕上げの基本」として、多くの現場で当たり前の工程とされています。
