内寸法とは、建物や部屋、家具などの
内側から内側までを測った寸法のことです。
内装工事の現場では
- 部屋の広さ
- 造作物が入るかどうか
- 家具・設備が納まるか
を判断するための、かなり重要な基準寸法となっています。
内寸法と外寸法の違い
よく一緒に出てくるのが「外寸法」。
- 内寸法:内側〜内側
- 外寸法:外側〜外側
たとえば、同じ「6畳の部屋」でも
壁の厚みや仕上げ材によって
内寸法は変わります。
図面上では広く見えても、
実際に使える寸法はあくまで「内寸法」ということを忘れてはいけません。
内装工事で内寸法が重要な理由
① 家具・設備が入るかどうか
- 収納
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- カウンター
- 造作棚
外寸法だけ見ていると
「図面では入るのに、現場では入らない」
という事故が起きやすいので注意が必要です。
② 仕上げ後に寸法が変わる
内装工事では
- 石膏ボード
- クロス
- パネル
- 下地調整
が入ることで、
施工前と施工後で内寸法が縮みます。
📉
数ミリ〜数センチでも、
納まりには致命的な差になります。
③ 現場の会話は内寸法前提
職人同士の会話では、
「ここ、内で850取れる?」
「有効内寸いくつ?」
なんていう感じの言い方をします。
わざわざ
「内寸法で言うと〜」
とは言わないことも多いと思います。
内寸法と「有効寸法」
現場では
内寸法 ≒ 有効寸法
として使われることもあります。
ただし厳密には、
- 内寸法:内側〜内側
- 有効寸法:実際に使える寸法
で、
巾木・見切り・金物などを考慮すると
有効寸法の方が少し小さくなる場合があります。
内寸法でよくある注意点
⚠ 図面寸法をそのまま信じない
設計図の寸法は
芯々(しんしん)寸法の場合があります。
そのままの寸法を見て材料発注すると
現場でズレることがあるので注意が必要です。
⚠ 仕上げ厚を必ず考慮
- クロス
- 下地
- 見切り
「あとから入るもの」を足し引きしないと
内寸法は簡単に狂います。
⚠ 最終確認は現場実測
特に造作家具や既製品を入れる場合は、
📏 完成状態での内寸法を実測
これが一番間違いがありません。
まとめ(現場目線)
- 内寸法は「実際に使える寸法」
- 家具・設備・造作の可否を左右する
- 図面より現場、外寸より内寸
- 数ミリの差が納まりを分ける
