化粧材(けしょうざい)とは、建物や家具の表面を仕上げるために使う材料のことです。
見た目を美しく整えることを主な目的とするため、「仕上げ材」「表面材」とも呼ばれます。
構造を支えるための材料ではなく、外観・質感・デザインを整える役割を持つのが特徴です。
化粧材の役割
① 見た目を整える
色・柄・質感などを調整し、空間の雰囲気を決めます。
インテリアの印象に大きく関わる重要な材料です。
② 下地を保護する
下地材をキズ・汚れ・湿気などから守ります。
耐久性を高める役割もあります。
③ 機能性を付加する
種類によっては、次のような性能も持ちます。最近では様々な機能を持った仕上げ材が存在しますので、自分の住環境に合わせて色々選ぶことができます。
- 防水性
- 耐摩耗性
- 防汚性
- 抗菌性
- 耐熱性
主な化粧材の種類
壁・天井
- クロス(壁紙)
- 塗装仕上げ
- 化粧パネル
- 木質仕上げ材
床
- フローリング表面材
- クッションフロア(CF)
- フロアタイル
家具・建具
- 化粧板
- メラミン化粧板
- 木目シート
- 突板(つきいた)
化粧材の例(分かりやすく)
- ベニヤの表面に木目シートを貼る
- 合板に塗装を施す
- 下地ボードの上にクロスを貼る
これらはすべて「見た目を整えるための仕上げ」なので化粧材です。
化粧材と下地材の違い
| 区分 | 役割 |
|---|---|
| 下地材 | 強度・形状を作る |
| 化粧材 | 表面を仕上げる |
例えば壁の場合
下地ボード → 化粧材(クロス)
という順番になります。
施工時のポイント
- 下地の平滑性が仕上がりに直結する
- 用途に合った耐久性能を選ぶ
- メンテナンス性も重要
見た目だけでなく、使用環境に合わせた選定が必要です。
まとめ
化粧材とは、建物や家具の表面を仕上げて見た目を整える材料のことです。
デザイン性だけでなく、保護や機能性の向上にも関わる重要な仕上げ材であり、内装工事では欠かせない存在です。

