長尺シートとは、塩化ビニル(PVC)を主な材料として作られたロール状の床材です。
耐久性や耐水性に優れており、店舗や公共施設、マンションの共用部分など人の出入りが多い場所の床仕上げとしてよく使用されます。
一般住宅で使われるクッションフロアよりも厚みがあり、摩耗や衝撃に強いのが特徴です。
長尺シートの特徴
① 耐久性が高い
表面が摩耗に強く、人の通行が多い場所でも長期間使用できます。
商業施設や学校、病院などでよく採用されています。
② 水や汚れに強い
塩ビ素材のため水を吸収しにくく、清掃もしやすい床材です。
屋内の共用部や水まわりの床に適しています。
③ 防滑性がある
表面に滑り止め加工が施されている製品も多く、安全性が高い床材です。
④ デザインが豊富
石目調・木目調・単色などさまざまなデザインがあります。
建物の用途やデザインに合わせて選ぶことができます。
主な使用場所
- マンションの廊下や階段
- 店舗
- 病院
- 学校
- オフィスビル
- 公共施設
人の通行量が多い場所で特に多く使用されます。
クッションフロアとの違い
| 項目 | 長尺シート | クッションフロア |
|---|---|---|
| 厚み | 厚い | 薄い |
| 耐久性 | 高い | 比較的低い |
| 主な用途 | 商業施設・共用部 | 住宅 |
| 施工 | 接着剤施工 | 接着または置き敷き |
長尺シートは業務用床材として使われることが多い材料です。
施工方法
一般的な施工手順は次の通りです。
- 下地を清掃し平滑にする
- 接着剤を塗布する
- 長尺シートを貼る
- 圧着ローラーで密着させる
- 継ぎ目を溶接処理する(必要な場合)
継ぎ目を溶接することで、防水性と耐久性を高めることができます。
メリット・デメリット
メリット
- 耐久性が高い
- 水や汚れに強い
- 防滑性がある
- 商業施設などで使える強度
デメリット
- 施工に専門技術が必要
- クッションフロアより価格が高い
- 下地の影響を受けやすい
まとめ
長尺シートとは、塩化ビニルを原料とした耐久性の高い床材です。
マンションの共用廊下や店舗、公共施設など、人の通行が多い場所の床仕上げとして広く使用されています。耐久性・防水性・安全性に優れた、業務用途に適した床材です。
