フィニッシュネイル(仕上釘)

フィニッシュネイルとは釘の一種なのですが、仕上げ釘と言って、特に内装仕上げに使われる釘の一種です。

一般的な釘と違い、かなづちで打つような頭(平たい部分)がほとんどありません。

ほとんどと言ったのは、とても小さいですが一応はあるからです。

フィニッシュネイルの頭の直径(頭径)は1.9mm、頭部分の厚み(軸径)は1.25~1.3mmです。とても小さいですよね。

このように、頭が大変小さく釘を打ち込んだことが外からはほとんどわからないため、人の目につく仕上げの部分にも使いやすいというわけです。 具体的にどのような所に使われているかというと押し入れの内部のベニヤを貼ったり、巾木を貼ったりするのに使用することが多いと思います。(巾木は同じ仕上げ釘の一種のピンネイルを使う事も多い)

フィニッシュネイルは釘の一種ですが、かなづちで打つことはできません。厳密には出来ないことはないのかもしれませんが、相当難しいと思いますし、効率が悪くケガをするリスクが高いのでやめましょう。

フィニッシュネイルは上の画像の通り、沢山の釘がくっついて板のようになっています。

これをフィニッシュネイラというフィニッシュネイルを打つ専用の工具に取り付けて打っていきます。