GL

GLとは、Glound Level(グランドレベル)の略で、簡単に言うと地面の高さの事です。

Gloud Levelではなく、Glound Line(グランドライン)の略という方も多いですが、どちらも意味は変わりません。

GLはあまり内装工事で使われることはないのですが、よく似た言葉でGL工法という内装工事の工法があるので、そちらとは意味が違うという事で簡単に解説させて頂きます。

このGLが使われるのは主に内装工事を行う前の段階、つまり建物自体を立てる際によく使われる言葉です。もっと言うと、建物を建てる前、基礎工事に必要になるものです。

ご自宅が一軒家の方などは図面などに記載されていると思います。

GLにもいくつか種類がありますが、実際生活している方に一番関係があるのは設計GLです。下の画像は我が家の図面の一部なのですが、室内平面図などではなく、基礎の図面に記載されています。

この設計GLというのは、敷地の工事を完了した後の地面の高さを表していて、一般的に周囲の道路などよりも高く設定します。

(低く設定してしまうと雨などが入ってきてしまうからです。)

周囲の環境などを加味して設計GLを決め、それに合わせて基礎工事をするというイメージですね。

逆に敷地のを行う前の地面の高さの事は現状GLと言います。