Pタイルというのは、プラスチック樹脂が原料の床材です。
よく塩ビタイルと一体何が違うのかと混乱される方が多いので、少し解説しますと、塩ビタイルの中でも塩化ビニルの含有率が30%未満のもの(コンポジションタイルなどとも呼ばれます)がPタイルと言われています。
つまり、Pタイルは塩ビタイルの一種というわけです。ただし、最近は塩ビタイル=Pタイルという感じで認識している職人さんが圧倒的に多いと思うので、もし、リフォームなどを依頼して材料の打ち合わせをする際には実際のカタログなどを見てよく確認した方が良いでしょう。
ちなみにもともとPタイルというのは、田島ルーフィングさんという建材メーカーさんの商品名だったそうです。それが現在は材料自体の種類の名称として広まっています。
そんなPタイルの一番の特徴は汚れや水に強いという点です。そのため、オフィスの床、住宅ですと玄関土間・脱衣所などの水回りに使う事をご希望される方が多いです。