ホタルスイッチとは、暗い場所でもスイッチの位置が分かるように、微弱な光を発する表示機能が付いた照明用スイッチのことです。スイッチが「切(OFF)」の状態のときに緑に光り、スイッチが「入(ON)」のときにオレンジや赤に小さく光る(もしくは、onの時は光らないものもあります。)商品が多いと思います。夜間や照明のない場所でも操作しやすいのが特徴です。
ほんのりと光る様子がホタルの発光に似ていることから、「ホタルスイッチ」と呼ばれているようです。住宅の居室や廊下、階段まわりなど、暗くなる場所で広く使われている一般的な設備です。
ホタルスイッチの役割
暗い室内では、照明をつけようとしてもスイッチの位置が分からず、壁を手探りすることがあります。ホタルスイッチは、スイッチの場所を小さな光で示すことで、こうした不便を解消します。
主な役割は次のとおりです。
- 暗闇でもスイッチの位置がすぐ分かる
- 操作性を向上させる
- 夜間の移動を安全にする
- 利便性を高める
わずかな光ですが、日常生活の使いやすさを大きく向上させる機能です。
発光の仕組み
ホタルスイッチは、スイッチがOFFのときに微弱な電流を利用して表示灯を点灯させる仕組みになっています。
表示灯の明るさは非常に弱く、部屋を照らすほどではありませんが、スイッチの位置を確認するには十分な明るさです。消費電力もごくわずかで、日常使用において大きな負担になることはありません。
主な使用場所
ホタルスイッチは、特に暗くなる環境や夜間の使用が多い場所に適しています。
- 寝室
- 廊下
- 階段まわり
- トイレ
- 玄関
照明を消した後でも位置が分かるため、安全性や利便性の向上に役立ちます。最近建てた一軒家などでは家の中のスイッチは全部ホタルスイッチというお家も少なくないと思います。
使用するメリット
ホタルスイッチを設置することで、生活の快適さが向上します。
- 暗闇でも迷わず操作できる
- 壁を手探りする必要がない
- 夜間の転倒リスクを減らせる
- 小さな子どもや高齢者にも使いやすい
- 雪国の屋根の融雪ヒーターなど、一見するとonになっているのかoffなのかわかりにくい設備のオンオフが確認しやすいというメリットもあります。
日常の小さな不便を解消する、実用性の高い設備です。
施工・使用時の注意点
便利な機能ですが、いくつか注意点もあります。
- ごく弱い光でも人によっては気になる場合がある
- 使用する照明器具の種類によっては適合確認が必要
- 配線方式によっては設置条件が異なる
設置環境や用途に応じて適切な仕様を選ぶことが大切です。

