廻り縁(まわりぶち)

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廻り縁(まわりぶち)とは、壁と天井の境目に取り付ける内装仕上げ材のことです。
部屋の壁の上部をぐるりと囲むように取り付けられるため、この名前が付いています。

住宅や店舗などの内装工事でよく使われる部材で、見た目を整えるだけでなく、施工上の隙間を隠す役割もあります。ちょっと形状などは違うのですが、簡単に言うと巾木の天井版といった感じです。


廻り縁の役割

① 壁と天井の境目をきれいに仕上げる

壁材と天井材の取り合い部分には、施工の都合でわずかな隙間ができることがあります。
廻り縁を取り付けることで、その境目をきれいに仕上げることができます。


② 内装デザインのアクセント

廻り縁は室内のデザインにも影響します。
シンプルなものから装飾性のあるものまであり、空間の雰囲気を整える役割があります。


③ 施工誤差を隠す

建物には多少のゆがみや施工誤差が生じることがあります。
廻り縁を取り付けることで、そのような細かなズレを目立たなくすることができます。僕の感覚では、クロスの切れ目を隠せるというのが一番大きい気がします。時間がたつとクロスとクロスの継ぎ目はどうしても多少目立ってきてしまうものですが、廻り縁がついているとそれが隠れます。


廻り縁の主な種類

木製廻り縁

木材や木質材料で作られた廻り縁です。
住宅の内装で最も一般的に使用されています。


樹脂製廻り縁

樹脂素材で作られた廻り縁です。
軽量で扱いやすく、施工もしやすい特徴があります。


装飾廻り縁

デザイン性の高い装飾が施された廻り縁です。
洋風の住宅やホテルなどで使用されることがあります。個人的には一般家庭での使用はあまり見たことがありません。


廻り縁が使われる場所

廻り縁は次のような場所で使われます。

  • 住宅のリビング
  • 寝室
  • 和室
  • 店舗の室内
  • オフィス

現在はすっきりしたデザインが流行っているからだと思いますが、廻り縁を付けない仕上げも増えているものの、内装工事では今でもよく使われています。


廻り縁は必要?

廻り縁は必ず設置しなければならないものではありません。
最近では「廻り縁なし」のデザインも増えています。

しかし、廻り縁を取り付けることで次のメリットがあります。

  • 壁と天井の境目がきれいに仕上がる
  • 施工誤差を隠せる
  • 内装のアクセントになる

施工のしやすさという点でも、廻り縁は役立つ部材です。


よくある悩みと対処方法

廻り縁にすき間ができる

時間の経過や建物の動きによって、廻り縁にすき間ができることがあります。

簡単な対処方法

小さなすき間であれば、コーキング材(シーリング材)で補修することができます。


廻り縁の継ぎ目が目立つ

廻り縁は長さをつないで施工するため、継ぎ目が目立つことがあります。

簡単な対処方法

パテ処理や補修材を使用すると、継ぎ目を目立ちにくくすることができます。


廻り縁が浮いてきた

湿度や温度の変化、固定不足などが原因で廻り縁が浮くことがあります。

簡単な対処方法

軽い浮きであれば、接着剤や細い釘で補修できる場合があります。張り替えることももちろん可能ですが、高所ですし、長いものなのでDIYでやろうとすると結構大変かと思います。これだけで業者に依頼することも可能ですが、割高になる可能性が高いので、あまりにもはがれて垂れてきてしまったということでないならば補修で様子を見て、クロスを張り替えるときに業者に一緒に依頼するのがおすすめです。


まとめ

廻り縁とは、壁と天井の境目に取り付ける内装仕上げ材です。
境目をきれいに仕上げるだけでなく、施工誤差を隠したり内装デザインを整えたりする役割があります。住宅や店舗の内装工事でよく使われる部材のひとつです。

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