コーススレッドとは、木材を固定するために使われる代表的な木ネジ(ビス)の一種です。
ネジ山が粗く深い形状になっているため、木材にしっかり食い込み、強い固定力を得ることができます。
建築現場ではもちろん、DIYでも非常によく使われるビスで、棚作りや家具の組み立てなど幅広い用途に使われます。
特に木材同士を固定する作業では、コーススレッドを使用するのが最も一般的です。
コーススレッドの特徴
コーススレッドには次のような特徴があります。
ネジ山が粗い
ネジ山が大きく深いため、木材にしっかり食い込みます。
固定力が強い
木材同士を強く固定することができます。
インパクトドライバーで施工できる
インパクトドライバーなどの電動工具を使えばスムーズに打ち込めます。このため建築やDIYでは、木材用ビスの定番として使われています。
電動工具を使わなくてももちろん施工できますが、全く何もないところに手作業のドライバーで・・・となるとかなりつらいのとずれなどが生じやすいので、電動工具がない場合は下穴をあけてから作業することをお勧めします。
コーススレッドの用途
コーススレッドは主に次のような作業で使われます。
木材同士の固定
下地材や木枠などを固定する際に使われます。
DIY家具制作
棚やラック、テーブルなどの制作にもよく使用されます。
内装下地の施工
石膏ボード下地などの施工でも使用されることがあります。
木材を使う作業では、ほとんどの場合コーススレッドが使われています。
コーススレッドのサイズ
コーススレッドは「太さ × 長さ」でサイズが決まります。
よく使われるサイズは次の通りです。
| サイズ | 用途 |
|---|---|
| 3.8×25 | 薄い板の固定 |
| 3.8×38 | DIYでよく使う |
| 3.8×51 | 木材固定 |
| 4.2×65 | 下地施工 |
| 4.2×75 | 厚い材料 |
DIYでは 38mm〜65mm あたりがよく使われるのではないでしょうか。
コーススレッドの種類
コーススレッドにはいくつかの種類があります。
ユニクロメッキ
室内用として安価で一般的なタイプです。ユニクロというのはあの衣類のユニクロとは全く関係なく、亜鉛メッキの上からクロメート処理を施したものです。
ステンレス
サビに強く、屋外でも使用できます。
ブラックコーススレッド
石膏ボード施工などで使われることがあります。
使用する場所によって種類を選ぶことが大切です。
DIYで使うときの注意点
コーススレッドをDIYで使う際には、いくつか注意点があります。
板割れに注意
木材の端にビスを打つと割れることがあります。
必要に応じて下穴をあけると安全です。
長さを選ぶ
固定する材料の厚さの 約2倍程度の長さ を選ぶとしっかり固定できます。逆に長すぎると使う場所によってはビスの先が飛び出してしまうなんて言うことにもなりかねないので、施工する箇所、板の厚さなどサイズはしっかり把握してから選びましょう。
インパクトドライバーを使う
先にも記載しましたが、コーススレッドは手動ドライバーでも締められますが、つらいし、まっすぐ閉めにくい(だんだん曲がっていってしまいやすい)ので、手動ドライバーの場合は下穴をあけておくことをお勧めします。あまり深く下穴を開けなくても大丈夫です。
インパクトドライバーを使うと作業がとても楽になります。
インパクトドライバーを使うときには、そのコーススレッドにあった先端(ビットといいます)を選ばないとねじ山つぶれ
ようするに なめる 原因になったりします。押し付ける力加減や、角度、閉めすぎなどにも注意しないと一度なめってしまうと引き抜くのが非常に面倒なので注意しましょう。
よくある疑問
コーススレッドと木ネジの違いは?
コーススレッドは木ネジの一種ですが、
ネジ山が粗く固定力が高いタイプを指します。
そのため現在では、木材固定用ビスとしてコーススレッドが主流になっています。
まとめ
コーススレッドは、木材同士を固定するために使われる代表的なビスです。
ネジ山が粗く強い固定力があるため、建築現場からDIYまで幅広く使用されています。
DIYで木材を扱う場合は、コーススレッドを用意しておくと多くの作業に対応できます。
