六角穴付きボルトの読み方と意味
六角穴付きボルトは「ろっかくあなつきボルト」と読みます。
名前の通り、頭の部分に六角形の穴があいているボルトのことです。英語では「ソケットボルト」や「キャップスクリュー」などと呼ばれることもあります。現場では「六角ボルト」と区別するために、「穴付き」「キャップボルト」と呼ばれることもあります。
見た目の大きな特徴は、頭の上から見ると六角形のくぼみがあり、そこに六角レンチを差し込んで回す点です。一般的なスパナやモンキーレンチで頭をつかんで回すタイプとは違い、くぼみ部分に工具を差し込んで締めたり緩めたりします。
普通の六角ボルトとの違い
六角穴付きボルトと普通の六角ボルトは、どちらも部材を固定するためのねじですが、頭の形や締め方に違いがあります。
普通の六角ボルトは、頭の外側が六角形になっていて、スパナやレンチで回します。いっぽう六角穴付きボルトは、頭自体は六角形ではなく、主に丸形で、その円形の内側に六角穴があるという形になっているため、六角レンチで締め付けます。
この違いによって、使いやすい場面も変わってきます。
たとえば周囲が狭く、外側から工具をかけにくい場所では、六角穴付きボルトのほうが扱いやすいです。工具を真上から差し込めるので、省スペースで作業しやすいのが大きなメリットです。
よく見かけるのは家具などで、買ってきて自分で組み立てるタイプの物に付属していることが多いように思います。僕の妻がよく六角レンチで締めているのを見かけますね。小さな棚や子供部屋のカラーボックスなど買うたびに付属してくるので簡易六角レンチが家に大量にありますw
それはおそらく六角穴付きボルトで組み立てるために付属してくるからという事なのでしょう。
六角穴付きボルトの特徴
六角穴付きボルトには、家具だけでなく、現場や機械まわりでよく使われる理由があります。
まず、しっかり締め付けやすいことです。
六角レンチを穴に差し込んで回すため、工具がずれにくく、比較的安定して力をかけやすいです。外側の角を傷めにくいのも利点です。
次に、見た目がすっきりしやすいことも特徴です。
頭部が円筒形でコンパクトなものが多く、機械部品や設備、家具、治具などにもなじみやすいです。出っ張りを抑えたい場面でも使いやすいです。
どんな場所で使われるのか
六角穴付きボルトは、機械の組み立て、設備部品の固定、金物の接合、DIY用品、先ほど書いたように家具の組み立てなど、幅広い場所で使われています。
特に、周囲のスペースが限られている場所や、見た目を整えたい部分に向いています。たとえば機械のカバー内部、金属フレームの固定部、治具の組み立て部分などではよく見かけます。
内装や建築の現場では、一般的な木工用のねじやビスほど頻繁ではないものの、設備部材や既製品の組み立て、特殊な金具の固定などで登場することがあります。
締め付けに使う工具
六角穴付きボルトを締めるときは、基本的に六角レンチを使います。L字型の六角レンチが代表的ですが、作業量が多い場合はビットタイプやラチェット対応の工具を使うこともあります。L字型ので大量に閉めるのは結構大変ですよからね。手も痛くなりますし。
大事なのは、サイズをぴったり合わせることです。
少しでも合わない工具を使うと、穴の角がつぶれて回せなくなることがあります。こうなると取り外しがかなり面倒になります。現場で焦っているとついやりがちですが、ここは丁寧にいきたいところです。
また、強く締めすぎると相手材やねじ山を傷めることもあります。特に小さいサイズの六角穴付きボルトは、見た目以上に繊細です。必要以上の力をかけず、適切なサイズの工具でまっすぐ回すのが基本です。
まとめ
六角穴付きボルトは、頭の部分に六角形の穴があるボルトで、六角レンチを使って締め付けるのが特徴です。狭い場所でも作業しやすく、見た目もすっきりしやすいため、機械部品や設備、家具などさまざまな場面で使われています。
現場で名前を聞いたときに形がすぐ思い浮かぶようになると、部材の理解がかなり進みます。普通の六角ボルトとの違いや、使う工具まで合わせて覚えておくと、DIYでも仕事でも役立ちやすいです。
「見たことはあるけれど名前は知らなかった」という方にとって、最初に覚えておきたい基本的なボルトのひとつです。
