外寸法(そとすんぽう)

外寸法の読み方は「そとすんぽう」です。建物・部材・家具などの外側から外側までを測った寸法のことを言います。

わかりやすく、よくご家庭にあるようなカラーボックスで言うと↓の赤字が外寸法です。

外寸法・内寸法

内装・建築の現場では

  • 搬入できるかどうか
  • 他の部材との干渉

を判断するために使われる、基準となる寸法です。


外寸法と内寸法の違い

基本的には読んで字のごとく

  • 外寸法:外側〜外側 (先ほどの画像の赤字 赤矢印の部分)
  • 内寸法:内側〜内側 (先ほどの画像の青字 青矢印の部分)

簡単に言うと、外寸法は
「物としてどれくらいの大きさか」
内寸法は
「実際にどれくらい使えるか」

を見るためのものです。先ほどの画像で考えるとすごくわかりやすいと思います。

どこかの隙間にカラーボックスを入れたい。入るか入らないか確認するためには外寸法を測り、カラーボックスに何冊くらい本が入るかな?というようなことを確認したいときは内寸法を測るというわけですね。


内装工事で外寸法が使われる場面

① 搬入・取り回しの確認

  • 玄関
  • 廊下
  • エレベーター
  • 階段

これらの内寸法に搬入しようとするものの外寸法が入るかどうかなどを確認します。


② 既製品・設備のサイズ確認

  • 収納家具
  • キッチン機器
  • 洗面台
  • 家電

メーカー表記の寸法は
ほぼ外寸法です。

設置スペースの内寸法と
必ず照らし合わせる必要があります。


③ 建物全体の寸法把握

設計図では

  • 建物外形
  • 壁芯〜外壁
  • 敷地境界との関係

などは外寸法基準で書かれることが多いと思います。


外寸法でよくある勘違い

⚠ 外寸=設置できる寸法ではない

外寸法ぴったりだと

  • 壁に当たる
  • 巾木に干渉
  • 換気口が隠れる

など、設置できないケースがあるので注意が必要です。ご家庭で家具などを買ってくるときにこのミス多いのではないでしょうか?僕の妻もたまにやらかしています。隙間収納が大好きで・・・ピッタリに納めたいのはわかるのですが

妻「え?なんで?ちゃんと計ったのに入らない」 僕「巾木のこと考えた?」 妻「・・・・」

たまにあるんですよねw


⚠ 図面寸法と現物寸法が違う

既製品は

  • 製品誤差
  • 突起物(取手・金具)

で、実寸が図面と若干違うことがあります。結構あるんです。ねじやボルトが外側に飛び出していてその分納まらない。無理に納めようとすると壁などに傷が・・・

重要な場合は図面だけで見ずに実物寸法を確認するのが安心です。


外寸法と芯々寸法の関係

設計図では
芯々寸法が基準になっていることも多いので注意が必要です。

  • 芯々寸法:壁の中心〜中心
  • 外寸法:外側〜外側

芯々だけ見ていると
外寸法は把握できません。

👉
外壁厚・仕上げ厚を加味して
外寸を読み取る必要があります。


現場目線のポイント

  • 外寸法は「物の大きさ」
  • 内寸法は「使える大きさ」
  • 搬入・干渉は外寸法
  • 納まり・使用感は内寸法

どちらか一方だけ見てはいけません。


まとめ

  • 外寸法は外側〜外側の寸法
  • 搬入・設置・干渉確認に不可欠
  • メーカー寸法は外寸が基本
  • 内寸法と必ずセットで確認する
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