特殊ねじって、どんなねじのこと?
特殊ねじという言葉はかなり幅広く、現場やメーカーによって指す範囲が少し変わります。大きく言えば、普通のプラスねじや六角ボルトとは違って、外しにくくしたもの、落ちにくくしたもの、特定の用途に合わせて工夫されたものをまとめて特殊ねじと呼ぶことが多いです。
よく聞くのは「いたずら防止ねじ」
特殊ねじの中でも、いちばんイメージしやすいのがいたずら防止ねじです。これは、通常の工具では簡単に取りつけや取りはずしができないようにしたねじで、盗難防止や安全対策に使われます。
代表的な種類はこんな感じです
たとえばピン付きトルクスは、一般的なトルクスの中心にピンがあるタイプで、専用工具がないと回しにくい形です。ほかにも、締めることはできても普通には外しにくいワンサイド、2つの穴で回すツーホール、Y字系のトライウィングなどがあり、実際に販売カテゴリでもこれらが別種類として並んでいます。
外れにくくするための特殊ねじもある
特殊ねじは、防犯用だけではありません。たとえばキャプティブスクリューは、パネルやカバーにねじが残るように工夫されたもので、脱落や紛失、締め忘れの防止に使われます。小さい部品を落としたくない場所では、こういうタイプもかなり実用的です。
特殊ねじは「外せない」だけではない
特殊ねじというと、防犯やいたずら防止だけを思い浮かべがちですが、実際にはそれだけではありません。材質が特殊な樹脂ねじ、インチ規格のねじ、脱落防止加工されたねじなども特殊ねじのカテゴリで扱われています。つまり、普通のねじでは対応しにくい条件に合わせて作られたねじ全般が特殊ねじと考えると、かなりわかりやすいです。
現場でどう覚えるとわかりやすい?
現場目線で覚えるなら、特殊ねじは「理由があって普通のねじではないもの」と考えるのがいちばんです。防犯のために外しにくい、機器のカバーから落ちないようにする、専用工具でしか触れないようにする、そんな目的があるときに使われます。ホームセンターであまり見かけない形の頭を見たら、だいたい特殊ねじです。名前を全部覚えるより、何のために特殊なのかを先に押さえるほうが、実際の現場では役立ちます。
まとめ
特殊ねじには、ピン付きトルクス、ワンサイド、ツーホール、トライウィングのようないたずら防止ねじや、キャプティブスクリューのような脱落防止ねじなどがあります。見た目が変わっているだけではなく、それぞれに防犯、安全、紛失防止といった目的があります。特殊ねじにはどんなものがあるのか気になったときは、まず「外しにくくするタイプ」と「落ちにくくするタイプ」に分けて考えると整理しやすいです。



